クラブ紹介

同志社大学体育会水泳部 創部100周年を迎えて

樋口監督  いよいよ水泳部創部100周年の年を迎える事となりました。これまで輝かしい水泳部の歴史を築いてこられた諸先輩の皆様、同志社大学水泳部に関わっていただいたすべての皆様に心より敬意を表し、感謝を申し上げます。またこの100周年の節目まで監督という立場で迎えられる事、本当にうれしく思います。37歳の時に監督をすることとなり、32年務めさせていただいております。本当に長いようで短い32年でした。監督期間中に8回のオリンピックがあり、水泳部出身で競泳とシンクロ、トライアスロンで延べ5名の選手が日本代表として出場しました。2024年もパリオリンピックの年でしたが残念ながら代表選手を輩出することが出来ませんでした。なかなかオリンピックに出るのは難しい事をまた痛感させられました。
 インカレでの成績ですが、男子でのシード校は2回、女子が1回となります。女子は2023年の大会で初めての7位シード校となりました。男女とも選手数の少ない中、それぞれが自己ベストタイムを更新し、役割を果たし、得点を重ねた結果、シード校になることが出来ました。
 しかしながら大学からは2010年より体育会クラブの中から重点強化クラブBにご指定いただき、多大なる強化費のご支援もいただいています。
 これからも今あるこの環境で活動できていることに感謝し、これからの100年に向けてさらなる飛躍をしていきたいと思います。
 一言に100年と言っても大変な年月です。とはいえ100周年も一つの通過点です。これからの歴史と伝統は現役の皆さんで創ってください。大学の授業だけでは学べないことを水泳部で多くの事を学ぶことが出来ると思います。水泳部での活動で培ってきた経験はこれからの人生において大きな糧となり、心豊かな人生を送ることが出来ます。これからもDUSがさらなる発展をしていく事を願い「100周年を迎えて」としたいと思います。

2024年4月吉日
同志社大学体育会水泳部
監督 樋口 浩三
【昭和54年 文学部卒】

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